歴史文化ライブラリー
マザーグースと日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055291
  • NDC分類 931
  • Cコード C0320

出版社内容情報

日本経済新聞をはじめ、各地方紙などで著者インタビュー掲載!
雑誌『FRau』でも書評掲載。話題沸騰の書。

イギリスで古くから親しまれ、愛されてきたマザーグース。子供から大人まで楽しめる広い世界を持つマザーグースは、今日まで日本人にいかに受け入れられ、文化や教育にどんな影響を与えてきたのか。明治初期に伝来し、幾度かブームを巻き起こしたその歴史から、日本人の外来文化受容の特性と、21世紀の国際社会で生きてゆくための可能性を探る。

〈主な目次〉マザーグースあれこれ(マザーグースとは何か/イギリスの伝承童謡集とマザーグース/他)/マザーグース伝来 明治~大正時代にかけて(明治初期におけるマザーグース伝来の可能性/明治時代の文学者とマザーグース)/マザーグースと詩人たち 大正~昭和初期(大胆な日本語試訳の登場/他)/多彩なマザーグース訳・絵本 第2次世界対戦後~現代(マザーグース復興/戦後英語教育におけるマザーグース/他)/マザーグース受容の多様性(コミックスとマザーグース/他)/終章にかえて 日本におけるマザーグース研究概観

内容説明

イギリスで古くから親しまれ、子供から大人まで楽しめるマザーグース。明治初期に日本に伝来し幾度かブームを巻き起こした歴史から、日本人の外来文化受容の特性と、21世紀の国際社会で生きるための可能性を探る。

目次

マザーグースあれこれ
マザーグース伝来―明治~大正時代にかけて
マザーグースと詩人たち―大正~昭和初期
多彩なマザーグース訳・絵本―第二次世界大戦後~現代
マザーグース受容の多様性
終章にかえて―日本におけるマザーグース研究概観

著者等紹介

鷲津名都江[ワシズナツエ]
1948年、愛知県一宮市に生まれる。1982年、青山学院大学大学院文学修士課程修了。1987年、ロンドン大学教育学研究所修士課程修了。現在、目白大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こつ

16
図書館で目が合いました。マザーグースは日本でどのように広がっていったか。韻を踏んでいるのが何より大事な要素なので翻訳がかなり意訳に近く、もうほぼ二次創作です。北原白秋から谷川俊太郎まで、色んな方が様々な意匠を凝らしていてどれも素敵で、現在もあらゆる形で生活に馴染み広がっていくマザーグースの潜在力に脱帽です。外国の文化なのに、すごい。日本語訳だけでなく原文もあったので比較しながら楽しめたのが良かったです。2021/06/11

にゃあ

1
「パタリロ!」のクックロビン音頭。東京ど真ん中の神田明神納涼祭りの盆踊りで令和の今にやるなんて! と笑ってみていた漫画・アニメのリアルタイム世代ですが、原典がマザーグースと知ったのは恥を承知で言うと今年初めてでして。というわけで、図書館でコソコソっと借りてきたのです。舶来物を我が国の文化として使うのは本当に上手だよなぁ日本人…というベタな感想でした。読みやすかったです。しかし白泉社の編集担当にマザーグースのコアなファンでも居たのでしょうか…?2024/08/27

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