内容説明
昭和１８年１０月、泥しぶきをあげながら明治神宮外苑競技場を行進した二万人以上の学徒。彼らはいかに徴兵され、入隊後いかなる道をたどったのか。学徒出陣を経験した著者が、朝鮮人学徒にも目を配り、苦難の実態を解明。
目次
出陣学徒壮行会
戦争と学園
学窓から軍隊へ
出陣学徒の入隊と訓練
戦場での苦闘―遙かなる山河に
学園の逼塞と交戦国の学園
敗戦の果てに
歴史の中の学徒出陣
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまだてつひと
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学徒出陣し戦士した人たちやシベリア抑留などで過酷な運命に翻弄された学生にフォーカスが当てられている作品。特攻を命じられたパイロットの心情に書かれた章を読んで、記憶は朧げだが、永遠の0で母国に残る家族の為に特攻する描写が描かれていたらしいが、そのような家族愛という話はなく、現実的な思考をしていたのに驚いた2024/07/06
