内容説明
法隆寺は、最古の木造建築として「世界遺産条約」に登録された。創建時から千四百年を支えてきたものは何か、聖徳太子信仰と昭和資財帳を通して描く。また創建・再建を巡る謎を、藤ノ木古墳や新発見の宝物から解明。
目次
法隆寺は語る
世界の文化遺産 法隆寺とは
法隆寺の宝物とその伝来
聖徳太子と法隆寺
昭和資財帳編纂への道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまだてつひと
3
「法隆寺は捨てるということを知らない寺」という言葉から分かるように、破損した物も寺訓に則って残した結果。大量の文化遺産を残している世界最古の木造建築の法隆寺。法隆寺が現代まで残るためにその時代の権力者に合わせたり、法隆寺を残す為に色々な人が尽力している姿が印象に残った。壊れた物を捨てずに残すというのは後世の人にとっては、ゴミになるのか宝になるのかそれは分からないが、少なくともそれ自体に価値があるという教えを作ればゴミが宝になるものなのだと気付かされた。2024/05/12
takao
2
ふむ2024/04/07
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