出版社内容情報
江戸幕府を開いた父・家康と「生まれながらの将軍」である子・家光の間に挟まれ、あまり目立つことのなかった第2代将軍。武功がないことにコンプレックスを抱きながらも、政治においては家康の成果を継承し幕府の支配を磐石にした。年寄による合議制や大名統制、鎖国政策の方向づけなど、秀忠独自の政策や政治手腕を分析し、その人物像に迫る。
内容説明
江戸幕府を開いた父・家康と「生まれながらの将軍」である子・家光の間に挟まれ、あまり目立つことのなかった第2代将軍。武功がないことにコンプレックスを抱きながらも、政治においては家康の成果を継承し幕府の支配を磐石にした。年寄による合議制や大名統制、鎖国政策の方向づけなど、秀忠独自の政策や政治手腕を分析し、その人物像に迫る。
目次
第1 徳川家の跡取り
第2 関ヶ原合戦と秀忠
第3 駿府政権と将軍秀忠
第4 大坂の陣
第5 元和一国一城令と公武の法度
第6 将軍秀忠の政治
第7 松平忠直をめぐる危機的状況
第8 秀忠の大御所政治
第9 秀忠の晩年
第10 秀忠の家族
著者等紹介
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957年岡山県生まれ。1982年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、東京大学史料編纂所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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