人物叢書(新装版)
文覚

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642052566
  • NDC分類 188.52
  • Cコード C1323

内容説明

鎌倉前期の真言僧。流配地伊豆で源頼朝と親密な関係を築き、後白河院との連携を工作して平家打倒に奔走。動乱の仕掛人として荘園の寄進を受け、神護寺や東寺等の復興に努めた。過激な言動で三度の流刑となるが、その根源には鎮護国家の理想をめざす宗教的使命感があった。鎌倉期の仏教文化と政治に大きな足跡を残した荒法師の波乱の生涯を描く。

目次

遠藤盛遠
盛遠の出家
初期の神護寺復興
強訴と流罪
伊豆の文覚
頼朝挙兵
文覚騎虎
文覚絶頂
凋落の兆し
終焉
上覚 付、千覚
明恵と文覚

著者等紹介

山田昭全[ヤマダショウゼン]
1929年生まれ。1951年大正大学文学部卒業。1959年大正大学大学院文学研究科単位取得満期退学。現在、大正大学名誉教授、埼玉学園大学名誉教授。博士(日本文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あまたあるほし

1
朝廷と幕府を手玉にとる寝技師。頼朝に親父のシャレコウベを見せて決起を促すエピソードは知っていたが、平家より武士への工作などの活躍は知らなかった。僧は常に恐ろしいものだ。 2010/04/12

はざくら♪

0
大河ドラマの文覚が面白いので読みました。猿之助は大袈裟すぎると思うけど、やっぱりそんな人だったみたい。ぼろぼろだった高雄の神護寺や東寺を再建した功績は大きいです。2022/04/22

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