人物叢書(新装版)
河野広中

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642052511
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1323

内容説明

明治・大正期の民衆政治家。幕末、東北戦争で板垣退助と出合い、尊王論を奉じる郷士から、維新後は自由民権運動の闘士へと転じる。県令三島通庸と対立し投獄された福島事件で名を馳せ、国会開設後は代議士となる。民党の闘士として活躍後、衆議院議長、農商務大臣を務め、晩年は普選運動の先頭に立つ。立憲政治の完成を追い求め続けた生涯に迫る。

目次

第1 幕末維新の動乱
第2 自由民権運動の展開
第3 福島事件
第4 政党政治家への成長
第5 日清戦争後の内政
第6 日露戦争後の政局
第7 普通選挙への情熱

著者等紹介

長井純市[ナガイジュンイチ]
1956年生まれ。1992年法政大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、法政大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

10
福島県にある銅像の台座には「西の板垣退助、東の河野広中」と彫られているそう。読み終えて思う、ちょっといいすぎ(失礼)。というのも、自由民権運動にしばしば登場するも、隈板内閣直前自由党を脱退、以後急速に存在感を喪っていく。大正まで活動するが、「憲政の神」尾崎行雄の知名度に及ばず、星亨の手腕にも届かなかったように思う。強いて名づけるとしたら…「福島のローカルヒーロー」。2021/02/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/910234
  • ご注意事項

最近チェックした商品