内容説明
『偐柴田舎源氏』によって一世に高名を馳せた旗本戯作者。江戸城大奥を写したものとされて、天保の改革に伴う筆禍事件を惹記し、失意のうちに生涯の幕を閉じる。流行作家としての人気の絶頂と転落―本書は綿密な史料操作とその全作品批判とをあやなして、従来殆どなされなかった種彦伝を見事に構成する異色作である。
目次
第1 生いたち
第2 青年期
第3 処女作時代
第4 文界進出
第5 流行作家時代
第6 『偐柴田舎源氏』
第7 その死
『偐柴田舎源氏』によって一世に高名を馳せた旗本戯作者。江戸城大奥を写したものとされて、天保の改革に伴う筆禍事件を惹記し、失意のうちに生涯の幕を閉じる。流行作家としての人気の絶頂と転落―本書は綿密な史料操作とその全作品批判とをあやなして、従来殆どなされなかった種彦伝を見事に構成する異色作である。
第1 生いたち
第2 青年期
第3 処女作時代
第4 文界進出
第5 流行作家時代
第6 『偐柴田舎源氏』
第7 その死