人物叢書(新装版)<br> 貝原益軒

人物叢書(新装版)
貝原益軒

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  • サイズ B6判/ページ数 371p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642051453
  • NDC分類 121.54
  • Cコード C1323

内容説明

元禄前後の実証的学風にたち「民生日用の学」を唱えた益軒の著述は、『養生訓』その他今なお多くの読者をもっている。しかし益軒は西南の雄藩筑前の文治政策の推進者として活躍をめざましく、また上方・江戸の刺戟を得て自然科学・儒学の研究を大成した。著者十余年の研鑽と収集とによる豊富な史料に裏付けられた益軒伝の全貌。

目次

第1 生いたち
第2 出仕―浪人―遊学
第3 朱子学徒として
第4 藩命に応じて
第5 旅行―紀行文学の成立
第6 還暦前後
第7 和学と神道
第8 致仕後の生活
第9 ライフ=ワークの完成
第10 結びにかえて―科学精神と人間観
益軒の読書傾向一覧表
貝原家略系図
略年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

1.3manen

22
186-7頁の折込で読書傾向一覧表は興味深い。漢詩文集と和歴史書を好んでいたようだ。陽明学関係の読書は、『伝習録』を12辺読んだとのこと(49頁)。寛文11年(1671)年秋には初めて書庫を設け、翌年夏には竹の覆いを日除けに備え、白壁に塗った。小さい間取りで本や家財道具を入れると一杯になり、老年に及ぶに随い蔵書検索の不便を歎いている(77頁)。侍講を受ける合い間には舞楽や餐応に招き、また本屋を廻らせ、漢籍を益軒に貸与する寵愛。世子(せいし)綱之の厚遇(83頁)。2021/03/24

kenitirokikuti

6
貝原益軒といえば『養生訓』など大衆教訓書で知られるが、明治初年に行われた聖書の翻訳には、益軒の文体が参考にされた。平易だが通俗的すぎない文章▲親本は1963年刊行。貝原益軒は17世紀のひと。筑前国福岡藩の黒田家(黒田半兵衛の子孫)に使える。益軒の高弟、竹田春庵がのちの藩儒となる。益軒と春庵が『黒田家譜』をつくり、竹田家が代々更新を行う。春庵は算学免許状を得ており、天元術を学ぶ(算木による代数計算。和算は筆算。点竄という)。2019/09/21

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