人物叢書 新装版<br> 橘守部

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人物叢書 新装版
橘守部

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784642051347
  • NDC分類 121.52

内容説明

独学古典を研鑚し、『難古事記伝』以下多数の著作をもって宣長学を大胆に批判し、創見に富む学説により国学史上に異彩放つ守部桐生・足利の機業家・豪農等に多くの門人をもった彼の事蹟は、天保期における庶民文化の発展と、国学の普及発達を見る上からも注目される。本書は幾多の新史料を駆使して、その生涯と学績とを解明した力篇である。

目次

第1 少年時代
第2 江戸出府
第3 幸手時代(著作活動の開始;桐生・足利門人との交渉)
第4 江戸進出と学問の進抄(転居と『山彦冊子』の出版;『山彦冊子』の意義と反響)
第5 社会不安の中の著作活動(社会観の変化;門人の支援と著書の刊行)
第6 守部学の熟成と晩年の生活(神典解釈法の確立;古典研究の内容と成果)
略系図
略年譜