出版社内容情報
平安時代の親王について、その処遇、親王・内親王の賜姓と婚姻、正史にみえる親王の序列の記載などに関する論考を集成して実態を追究。史料的制約による親王の制度史的研究の停滞を乗り越え、新たな進展をめざす意欲的な書。付載する「古代貴族婚姻系図稿」は、皇親・源氏の婚姻関係を扱い、平安時代の歴史・文学を理解するための資料として有用。
内容説明
平安時代の親王について、その処遇、親王・内親王の賜姓と婚姻、正史にみえる親王の序列の記載などに関する論考を集成して実態を追究。親王研究の新たな進展をめざす。皇親・源氏の婚姻関係を一覧できる系図を付載。
目次
平安時代の親王研究の現状と課題
第1部 親王の処遇(勅授帯剣;平安時代の親王任官;古典文学と親王の叙品・任官;伊予親王の立場)
第2部 親王の賜姓と婚姻(皇位継承と皇親賜姓;雅子内親王と醍醐皇子女の源氏賜姓;醍醐内親王の降嫁と醍醐源氏賜姓)
第3部 親王序列(桓武皇子女の出生順と序列記載;平城から清和皇子女までの出生順)
補論(小家内親王;『権記』にみえる親王参詣記事)
著者等紹介
安田政彦[ヤスダマサヒコ]
1958年石川県金沢市に生まれる。現在、帝塚山学院大学リベラルアーツ学部教授(博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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