内容説明
宮都は飛鳥の都から発展した藤原京を経て、平城京へと遷る。その構造には、藤原京や唐長安城の諸要素がどのようにくみこまれ造営されたのか。また、内外の緊張に対応して設けられた軍事施設のうち、蝦夷と対峙して東北に築かれた城柵の本質と実態はどのようなものか。日本の古代国家解明の鍵を握る都城と城柵に、考古学から鋭く迫る注目の一冊。
目次
第1部 日本の古代都城(新益京について;藤原京・平城京の構造;平城宮中枢部の変遷)
第2部 古代の城柵(古代の城柵跡について;古代城柵の研究(1)―城柵官衙説の批判と展望
古代城柵の研究(2)―城郭の成立と機能)
著者等紹介
阿部義平[アベギヘイ]
1942年秋田県鹿角市に生まれる。1965年東北大学文学部国史学科卒業。同年から奈良国立文化財研究所に勤務し、平城宮跡の発掘にかかわる。文化庁記念物課を経て、1981年から国立歴史民俗博物館に転任し、同教授を歴任する。2008年から国立歴史民俗博物館名誉教授。2011年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- 麻亜子 【私服ニット】ふわふわHカップ…
-
- 電子書籍
- 丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ…