出版社内容情報
近世における神社・門跡・朝廷の関わりを論じ、三者の中でも特に神社と門跡の姿を明らかにする。朝廷との関係という視点から北野社をはじめとする神社の動向に迫り、朝廷執行部による門跡統制を検証して、それが門跡の動向や存在形態に与えた影響を考察。神社と門跡の関係も検討し、これまで知られていなかった各々の実態を浮かび上がらせる。
内容説明
近世における神社・門跡・朝廷の関わりを論じ、三者の中でも特に神社と門跡の姿を明らかにする。朝廷との関係という視点から北野社をはじめとする神社の動向に迫り、朝廷執行部による門跡統制を検証して、それが門跡の動向や存在形態に与えた影響を考察。神社と門跡の関係も検討し、これまで知られていなかった各々の実態を浮かび上がらせる。
目次
序章 近世の神社と門跡をめぐる研究史と課題
第1部 朝廷との関係をめぐる神社の動向(近世の神社伝奏と神社―北野社を事例として;近世後期の二十二社と朝廷―北野社を事例として)
第2部 朝廷執行部による統制と門跡(近世中期における宮門跡の相続;宮門跡の肝煎;宮門跡の御世話人;近世僧位僧官の叙任経路をめぐる諸動向―北野社を事例として)
第3部 神社と門跡の関係(神社・門跡・社僧―宮寺としての近世北野社;近世の祗園社と青蓮院・妙法院;補論 近世の石清水八幡宮と門跡)
終章 近世における神社・門跡・朝廷の関係史
著者等紹介
石津裕之[イシズヒロユキ]
1988年山口県生まれ。現在、東京大学史料編纂所近世史料部門助教、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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