幕末の学問・思想と政治運動―気吹舎の学事と周旋

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幕末の学問・思想と政治運動―気吹舎の学事と周旋

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642043403
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C3021

出版社内容情報

序章 幕末の国事周旋と政治基盤/「周旋」をめぐる学問と情報(秋田藩平田家の誕生と気吹舎〈平田篤胤と秋田藩/気吹舎をとりまく環境〉/気吹舎情報をめぐる諸関係〈気吹舎と政治情報/共有される「秘密」/秋田藩の情報活動と政治転化〉)/国事周旋の時代(国事周旋と言路〈国事周旋と周旋方/上京要求論の思惑/活動要求としての言路〉/内乱回避をめぐる「周旋」〈国政をめぐる諸藩の動向/合従連衡の萌芽と禁門の変〉)/国事と学事(平田延胤著『馭戎論』の成立と学問統合〈『馭戎論』の成立/『馭戎論』の流通をめぐる思惑/「学問の苗字なし」と政治展望〉/王政復古前後における秋田藩と気吹舎〈「復古」の政治過程/「東北雄鎮」としての秋田藩〉)/終章 総括と課題

内容説明

幕末の政治的混乱の中、国政に関する勢力間での議論や対立を仲介することを目的に志士らが展開した国事周旋。その活動基盤とは何だったのか。秋田藩の私塾気吹舎で行われた学問の実践と知識人の政治関与の考察から、政治運動と学問・思想、そして情報や交流との関係を検討。平田国学の政治的意義を捉え直し、議論空間の様相を明らかにする。

目次

幕末の国事周旋と政治基盤
第1部 「周旋」をめぐる学問と情報(秋田藩平田家の誕生と気吹舎;気吹舎情報をめぐる諸関係)
第2部 国事周旋の時代(国事周旋と言路;内乱回避をめぐる「周旋」)
第3部 国事と学事(平田延胤著『馭戎論』の成立と学問統合;王政復古前後における秋田藩と気吹舎)
総括と課題

著者等紹介

天野真志[アマノマサシ]
1981年、島根県に生まれる。2010年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、国立歴史民俗博物館特任准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。