出版社内容情報
近年、進展が著しい近世の天皇・公家・朝廷研究。分析が進んでいなかった天皇の「近臣」である蔵人頭・御児・近習などに注目し、膨大な公家日記や関係資料を駆使して朝廷運営の実態を追究する。また、宝暦事件や天皇避諱欠画令を再検討。天皇の意思と機構を通した朝廷の最終決定との関係を解き明かし、近代・現代にいたる天皇の存在意義を展望する。
内容説明
近年、進展が著しい近世の天皇・公家・朝廷研究。分析が進んでいなかった天皇の「近臣」である蔵人頭・御児・近習などに注目し、膨大な公家日記や関係資料を駆使して朝廷運営の実態を追究する。また、宝暦事件や天皇避諱欠画令を再検討。天皇の意思と機構を通した朝廷の最終決定との関係を解き明かし、近代・現代にいたる天皇の存在意義を展望する。
目次
第1部 朝廷内の役職(近世の蔵人頭について;近世朝廷の御児について;近世の近習小番について)
第2部 朝廷運営の実態(宝暦事件の基礎的考察;宝暦事件の再検討;宝暦事件後の朝廷;近世後期の天皇避諱欠画令)
著者等紹介
林大樹[ハヤシダイキ]
1989年埼玉県に生まれる。2020年学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻後期課程修了・博士(史学)。現在、学習院大学文学部助教・同人文科学研究所客員所員、東京大学史料編纂所学術支援専門職員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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