内容説明
日本書紀に続き、文武天皇元年(六九七)より桓武天皇十年(七九一)までの編年史。四十巻。前半は菅原道真等、後半は藤原継縄等撰。奈良時代の根本史料として、政治情勢の変転を知るための重要な史料である。複雑な長い編纂過程を経て完成したもので、しばしば編纂者がかわり、また旧稿を刪定したため、簡略に失して意をつくさない記事や重複・錯簡と思われるところがあるのは残念である。しかし概して原史料に忠実であったようであり、宣命体の詔勅を漢訳せずに、そのままのせている点などは潤色の多い日本書紀と大いに異る点であり、信頼をおくことができよう。
目次
天之眞宗豊祖父天皇(文武天皇)
日本根子天津御代豊國成姫天皇(元明天皇)
日本根子高瑞淨足姫天皇(元正天皇)
天璽國押開豊櫻彦天皇(聖武天皇)
寶字稱徳孝謙皇帝(孝謙天皇)
廢帝(淳仁天皇)
高野天皇(稱徳天皇)
天宗高紹天皇(光仁天皇)
今皇帝(桓武天皇)
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