日露戦争と日本像の転換 - 欧米のまなざしから

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日露戦争と日本像の転換 - 欧米のまなざしから

  • 飯倉章
  • 価格 ¥9,350(本体¥8,500)
  • 吉川弘文館(2025/12/23発売)
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  • サイズ A5判
  • 商品コード 9784642039451
  • Cコード C3021

出版社内容情報

欧米の新聞・雑誌・書籍から、日露戦争期の日本像の変遷を分析する。日本の勝利が続くと過小評価が消え、「異質な強国」として、脅威・ライバル・モデルと見なされるイメージが出現したことを実証的に解明。奇襲の賞賛、英米主要新聞の反黄禍論、ポーツマス講和の「勝者」日本、欧米各国の自己像の鏡としての日本像といった新たな視点を提示する。



【目次】

序章 日露戦争とはどのような戦争であったのか
 第1節 帝国主義と文明の関係
 第2節 日露戦争をめぐる性格規定の諸相
 第3節 日露戦争への道

第1章 日露戦争初期の欧米の日本像
 第1節 イギリス世論の日本支持
 第2節 日本びいきのアメリカ世論
 第3節 フランスから見た「裏切り者」日本
 第4節 ゆるやかに割れていたドイツ世論と日本
 第5節 奇襲攻撃への賞賛と非難
 第6節 転換点としての軍事的展開

第2章 「文明」と「人種」からみた日露戦争
 第1節 「文明化」とパターナリズム
 第2節 「文明」対「野蛮」の戦い
 第3節 「文明戦争」の言説
 第4節 「人種戦争」としての日露戦争

第3章 日露戦争中の黄禍論争
 第1節 近代的黄禍論の祖としてのバクーニンとピアソン
 第2節 ロシア・フランス・ドイツにおける「黄禍」の脅威の喧伝
 第3節 アメリカにおける論争
 第4節 イギリスにおける論争

第4章 「異質な強国」日本―モデル・ライバル・脅威
 第1節 アメリカ世論―高まる懸念とライバル観
 第2節 オーストラリアとインドにおける日本像
 第3節 イギリス世論の賞賛と当惑

第5章 ポーツマス講和の「勝者」日本と日英同盟改定の波紋
 第1節 アメリカ世論における日本の「勝利」
 第2節 イギリスにおける驚きと賞賛
 第3節 歓喜するフランス
 第4節 ドイツの反応―忘れ去られる「黄禍」?
 第5節 「異質な強国」日本から学ぶイギリス
 第6節 改定日英同盟批判と冷めた日本熱

終章 日本像の転換

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