近代日本牛肉食史―生産・供給・消費

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近代日本牛肉食史―生産・供給・消費

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  • サイズ B5判/ページ数 184p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642039321
  • NDC分類 648.2
  • Cコード C3021

出版社内容情報

近代以降に欧米文化の受容と共に拡大した日本の牛肉食。政府の主導と「開化」イメージの流行を軸に語られてきたその実態を、農耕用の役牛を中心とした既存の生産体制、前近代からの肉食文化、戦争を画期とする需要変化など、帝国圏全体の多元的な背景に光を当てて追究。生産・供給との相互関連という画期的視点から、牛肉消費の展開を解明する。

内容説明

近代以降に欧米文化の受容と共に拡大した日本の牛肉食。政府の主導と「開化」イメージの流行を軸に語られてきたその実態を、農耕用の役牛を中心とした既存の生産体制、前近代からの肉食文化、戦争を画期とする需要変化など、帝国圏全体の多元的な背景に光を当てて追究。生産・供給との相互関連という画期的視点から、牛肉消費の展開を解明する。

目次

序章 課題と視角
第1章 新政府による牧畜・肉食奨励策
第2章 煮込、牛鍋、西洋料理―文明開化期における牛肉消費の三態と受容の論理
第3章 日露戦争を契機とする牛肉供給の多様化
第4章 内地における高級肉生産の動き―滋賀県における牛肥育
第5章 戦間期における牛肉供給の多様化―山東牛と朝鮮牛を中心に
終章 生産・供給からみえる牛肉食の複層性

著者等紹介

野間万里子[ノママリコ]
1979年、石川県に生まれる。現在、大阪樟蔭女子大学学芸学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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志村真幸

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近代日本における牛肉食の実態を、肉食受容の実態、朝鮮牛の導入、牛肥育の技術と実践など、多方面から精査している。  食文化史研究では、従来は牛鍋による大変革が維新期に起こったとされることが多かったが、本書では近世からの接続に注目しており新しい。牛鍋という食べ方によって、日本で好まれる牛肉の質が決定されてきたとの指摘にも考えさせられた。さらにそこに朝鮮牛のことや、陸軍の糧食もからんでくるあたりは慧眼。  役牛を食肉とするための肥育の実態を明らかにした点も重要。役牛と食用牛が連続的なものとしてつながっていく。 2025/09/06

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