出版社内容情報
明治新政権のメディア政策により、報道新聞がつくられた。新聞言論が活発化し、政府は讒謗律・新聞紙条例を公布して取り締まりを行う。明治国家体制のなかのメディアの役割形成など、第一次世界大戦までの歴史を描く。
内容説明
明治新政権のメディア政策により、報道新聞がつくられた。新聞言論が活発化し、政府は讒謗律・新聞紙条例を公布して取り締まりを行う。明治国家体制のなかのメディアの役割形成など、第一次世界大戦までの歴史を描く。
目次
序 見えないメディアを見る方法
第1章 徳川政権とニュース・メディア
第2章 新政権のメディア政策と報道新聞の形成
第3章 「開化」の新聞紙発刊
第4章 上意下達メディアと下からの投書沸騰
第5章 政府の新聞政策のディレンマと新聞言論の形成
第6章 讒謗律・新聞紙条例の登場
第7章 新聞活動の昂揚
第8章 一八八〇年代 メディアの変質
第9章 明治国家体制のなかのメディア
第10章 国家権力・新聞企業・言論
著者等紹介
有山輝雄[アリヤマテルオ]
1943年神奈川県生まれ。1972年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。成城大学教授、東京経済大学教授等を歴任。メディア史研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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