帝国日本の外交と民主主義

個数:
  • ポイントキャンペーン

帝国日本の外交と民主主義

  • 酒井 一臣【著】
  • 価格 ¥8,250(本体¥7,500)
  • 吉川弘文館(2018/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 150pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月01日 00時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 266p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642038775
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

国際協調や不戦条約などを題材に、国民外交論の内実と展開、破綻要因を追究。近代日本の事例から現代の「外交と民意」の関係を問う。民衆の外交政策への参加はいかにあるべきか。民主主義思潮高まる戦間期日本に、外交の民主化を模索した国民外交論がおきた。国際協調や不戦条約、移民問題などの外交課題から、議論の展開と破綻の要因を追究。外交の現実的利害調整を理解できない大衆と、操作できぬ民意に翻弄され諦観する選良(エリート)―相反する両者の姿から、外交と民主主義の関係を問う。

序章 大衆は外交に関われるのか/国民外交の時代(渋沢栄一の渡米事業団―国民外交事始め〈国民外交と民間外交/「兵役」としての渡米実業団/外交教育としての渡米実業団/触れられぬ移民問題〉以下細目略/国民外交の逆説―外交の民主化と国際協調主義/不戦条約再考―「人民の名に於て」論争の意味)/移民と文明国標準(移民か棄民か―「文明国標準」の移民観/京大教授原勝郎の南洋観―「文明国標準」のライン/島崎藤村の南米行―「国民外交」の視点から)/迷走する新秩序(「脱欧入亜」の同床異夢―アジア・太平洋地域協力の予兆/小村寿太郎へのオマージュ―古典外交論者にとっての新秩序論/金子堅太郎の「国民外交」―回顧される明治)/終章 外交と民主主義のゆくえ

酒井 一臣[サカイ カズオミ]
著・文・その他

内容説明

民衆の外交政策への参加はいかにあるべきか。民主主義思潮高まる戦間期日本に、外交の民主化を模索した国民外交論がおきた。国際協調や不戦条約、移民問題などの外交課題から、議論の展開と破綻の要因を追究。外交の現実的利害調整を理解できない大衆と、操作できぬ民意に翻弄され諦観する選良―相反する両者の姿から、外交と民主主義の関係を問う。

目次

大衆は外交に関われるのか
第1部 国民外交の時代(渋沢栄一の渡米実業団―国民外交事始め;国民外交の逆説―外交の民主化と国際協調主義;不戦条約再考―「人民の名に於て」論争の意味)
第2部 移民と文明国標準(移民か棄民か―「文明国標準」の移民観;京大教授原勝郎の南洋観―「文明国標準」のライン;島崎藤村の南米行―「国民外交」の視点から)
第3部 迷走する新秩序(「脱欧入亜」の同床異夢―アジア・太平洋地域協力の予兆;小村寿太郎へのオマージュ―古典外交論者にとっての新秩序論;金子堅太郎の「国民外交」―回顧される明治)
外交と民主主義のゆくえ

著者等紹介

酒井一臣[サカイカズオミ]
1973年岡山県に生まれる。1996年大阪大学文学部史学科卒業。2002年大阪大学大学院文学研究科学位取得修了、博士(文学)。九州産業大学国際文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。