アジア・太平洋戦争と石油―戦備・戦略・対外政策

個数:

アジア・太平洋戦争と石油―戦備・戦略・対外政策

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月24日 07時34分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 188p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642038768
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C3021

出版社内容情報

日本の資源を総動員したアジア・太平洋戦争。国外との輸入交渉、真珠湾攻撃での洋上給油作戦など、総力戦の実態と末路を解明する。石油に乏しい日本は、なぜアジア・太平洋戦争に踏み切ったのか。蘭領東インドとの輸入交渉、真珠湾攻撃での洋上給油作戦、石油備蓄と需給の予測、南方からの石油輸送と海上護衛戦の実態、本土空襲と製油工場の被害などを考察。石油のほか艦船・航空機など戦備に関する豊富なデータをもとに、あらゆる資源を動員した総力戦の実態と末路を解明する。

はじめに/日米開戦前の日本の戦備(日中戦争と日米対立/海軍最初の石油の需給見通し/日本海軍の勝算)/真珠湾攻撃(真珠湾攻撃の発想と先例/米国の戦争準備/真珠湾攻撃の作戦案/航続距離延長の油槽艦隊/順調な洋上補給/真珠湾攻撃―見逃された油槽群と工廠/全滅した作戦参加艦船/第二次真珠湾攻撃)/「日蘭会商」から石油禁輸へ(アジア・太平洋戦争の前哨戦/日本の南進と陸軍の南方作戦計画/「日蘭会商」の開始/交渉の目的/日本軍の北部仏印進駐/日蘭印激突/芳沢団長のバタビア到着/「日蘭会商」の意味)以下細目略/南部仏印進駐と米国の対日石油禁輸/世界最初の戦略石油備蓄/海上護衛という隘路/総力戦分析の封印/空襲と国内製油施設の崩壊/終章 石油から見る総力戦の末路

岩間 敏[イワマ サトシ]
著・文・その他

内容説明

石油に乏しい日本は、なぜアジア・太平洋戦争に踏み切ったのか。蘭領東インドとの輸入交渉、真珠湾攻撃での洋上給油作戦、石油備蓄と需給の予測、南方からの石油輸送と海上護衛戦の実態、本土空襲と製油工場の被害などを考察。石油のほか艦船・航空機など戦備に関する豊富なデータをもとに、あらゆる資源を動員した総力戦の実態と末路を解明する。

目次

第1章 日米開戦前の日本の戦備
第2章 真珠湾攻撃
第3章 「日蘭会商」から石油禁輸へ
第4章 南部仏印進駐と米国の対日石油禁輸
第5章 世界最初の戦略石油備蓄
第6章 海上護衛という隘路
第7章 総力戦分析の封印
第8章 空襲と国内製油施設の崩壊
終章 石油から見る総力戦の末路

著者等紹介

岩間敏[イワマサトシ]
1946年鳥取県生まれ。早稲田大学第一法学部卒業後、日本経済新聞社、トヨタ自販系研究所に勤務。石油公団に入り通商産業省調査員、ハーバード大学客員研究員。石油公団パリ、ロンドン各事務所長、理事などを歴任。2016年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相馬

3
太平洋戦争を石油に特化して捉えた論文。岩間さんはJOGMECの論文を読んだことがあったが、それらがベースになっているようだ。日本の石油の生産量、輸入量、需要を数字で明示すると、今更ながら、補給、輸送、情報を軽視した日本上層部の無責任さが悲しい。ところで、大和の沖縄突入んついて、帳簿外のものを集めて「往復分」に重油を積んでいた、という事実は知らなかった。 2018/09/03

フルボッコス代官

2
石油公団関係者が著述する戦争期の石油関係の著書。前回紹介した『陸軍燃料廠』とは違い、技術というよりも石油をめぐる国際政治・国際経済からの視点で書かれている。石油で苦しんだ日本がどのように手に入れにいく算段を決めていくのか、その戦備・対外政策を丁寧に描いている。2020/10/17

nagoyan

2
優。2018/12/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12811099
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品