大震災と歴史資料保存―阪神・淡路大震災から東日本大震災へ

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  • サイズ A5判/ページ数 217p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642038102
  • NDC分類 014.72
  • Cコード C3021

内容説明

大地震・大水害にさいし、歴史文化関係者はなにができるのか。阪神・淡路大震災から東日本大震災に至る「歴史資料ネットワーク」の活動を通して、史料保全、震災資料保存、災害に強い地域社会づくりを提言する。

目次

阪神・淡路大震災から東日本大震災へ
第1部 大規模自然災害における歴史資料保全のあゆみ(大規模自然災害と地域歴史遺産保全;現代都市社会の歴史意識と歴史学の課題;時代が求める歴史研究のあり方とは)
第2部 震災の記憶を未来につなぐ―災害資料の保存活用(震災資料の調査保存活用―歴史文化の基礎をどうつくるのか;人と防災未来センターの開設と大震災資料保存の現況)
第3部 災害に強く、豊かな地域歴史文化を生み出すために(市民社会形成の基礎学としての歴史研究の今日的位置;地域歴史文化における大学の役割)
被災史料が語る地域の近代―元尼崎藩大庄屋・岡本家文書から