内容説明
祖父に父に夫に、進学も仕事も結婚も決められた戦前の日本女性は、全国で婦人参政権運動を展開した。戦後も日本国憲法の下、組織や新聞を創造する。平和・労働・家族を自分のものとする活動を、参政権運動として解明。
目次
第1編 婦人参政権獲得運動の諸相(婦人参政権の概観;婦選獲得同盟の地域活動;婦選獲得愛知県支部小史;選挙粛正運動と女性)
第2編 市川房枝と児玉勝子
第3編 戦後の婦人参政権確立過程(婦人参政権実現と有権者;一九四六年総選挙と女性の動向;地域の婦人参政権確立活動)
第4編 主権者に育つ女性(子育て姿勢の変化―受身から自立へ;初期母親大会の性格;地域母親運動史;女性にとっての戦後五〇年)
著者等紹介
伊藤康子[イトウヤスコ]
1934年中国瀋陽市に生まれる。1957年東京大学文学部国史学科卒業。2002年中京女子大学短期大学部定年退職。現在、愛知県史編さん委員会特別調査委員、愛知女性史研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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