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シリーズ近代美術のゆくえ
生きつづける光琳―イメージと言説をはこぶ“乗り物”とその軌跡

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  • サイズ A5判/ページ数 238,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642037655
  • NDC分類 721.5
  • Cコード C3071

内容説明

きらびやかな屏風絵で知られる尾形光琳は、死後百六十年後の西欧や二百年後の日本で新たに評価され、再生を繰り返した。作品を語る「装飾的」という言葉の由来をもとめ、時空を超えて生きつづける光琳の軌跡を辿る。

目次

プロローグ 光琳とは誰?
1 光琳―最初の再生
2 明治期における光琳観の変遷
3 近代によみがえる光琳
4 語り方の変容―評語「装飾的」の検討
5 二十世紀後半の琳派受容
エピローグ なぜ、かくも光琳だったのか

著者等紹介

玉虫敏子[タマムシサトコ]
1955年東京生まれ。1980年東北大学大学院博士課程前期修了。静嘉堂文庫美術館学芸員を経て、現在、武蔵野美術大学造形学部教授。博士(文学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

0
ふむ2025/11/20

tnk

0
琳派の美意識が日本固有かつ西洋に影響を与えたものとして、明治末から国粋主義的に称揚されていく点が興味深い。 本書は光琳メインだが、乾山についての同様の議論も合わせて読むと面白い。2018/12/10

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