アイヌ民族史の研究―蝦夷・アイヌ観の歴史的変遷

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  • サイズ A5判/ページ数 455,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642037532
  • NDC分類 211
  • Cコード C3021

内容説明

古代から現代まで蝦夷という名称はなぜ存在してきたのか。史資料の根本にある蝦夷・アイヌ観を徹底的に解明し、歴史的存在意味を追究。先住民族の権利回復とジェンダーの視点からアイヌ民族史の今後の課題を展望する。

目次

1 古代のエミシ・エゾ観―服属を待つ強者(エミシ・エビス・エゾの意味再論;「毛人」「蝦夷」の意味再論 ほか)
2 中世の蝦夷観―王権の神力と鬼神の戦い(『聖徳太子伝暦』と聖徳太子絵伝;太子伝記の蝦夷観 ほか)
3 近世の蝦夷観―アイヌに対峙する蝦夷(近世初期の蝦夷観;古代東夷観の残存と復活 ほか)
4 近代のアイヌ観―アイヌ政策と国民のアイヌ観の醸成(「土人」「旧土人」;植民地研究とアイヌ観)
5 現代のアイヌ観―アイヌ史研究の構築のために(アイヌ文化観と共生の視座;アイヌ民族史におけるジェンダー認識についての序論)

著者等紹介

児島恭子[コジマキョウコ]
1954年東京都に生まれる。1976年早稲田大学第一文学部史学(日)専攻卒業。1985年早稲田大学大学院文学研究科博士課程後期満期退学。現在、早稲田大学非常勤講師
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感想・レビュー

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yanapong

1
エゾ・エミシ・エビス・そしてアイヌ。古代から現代までの蝦夷観・アイヌ観を追う、重厚な研究書。2011/06/04

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