明治天皇と政治家群像―近代国家形成の推進者たち

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642037440
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C3021

内容説明

明治天皇は近代日本の建設にとって大きな存在だった。そして、天皇とともに歩んだ多くの個性的な政治化たちがいた。元田永孚、木戸孝允、伊藤博文など、明治国家の形成に果たした政治家と天皇の役割を新視点から描く。

目次

1 明治天皇と宮中(元田永孚と天皇―その「輔導」と天皇への影響を中心に;木戸孝允と宮中問題;徳大寺実則の履歴について―明治十七年侍従長就任以前を中心に)
2 立憲国家の形成(洋学者と明治天皇―加藤弘之・西村茂樹の「立憲君主」像をめぐって;明治初年の谷干城―谷干城における「輔弼」のかたち;伊藤博文と「行政国家」の発見―明治十四年政変と憲法調査をめぐって;内大臣時代の三条実美)

著者等紹介

沼田哲[ヌマタサトシ]
1942年生れ。1966年東京大学文学部国史学科卒業。現在、青山学院大学文学部教授
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