内容説明
明治維新とは何であったのか。維新変革は一国の視野からだけではなく、世界史の中でどう位置づけられるかが、問われなければならない。世界の国々で見られた近代への動きは、それぞれが影響し合い、その変革の理念を継受したともいえる。そうした近代化の相互関係を明らかにし、明治維新を可能にした要素と歴史過程を世界史的視野から考える。
目次
1 日本資本主義論争と明治維新(明治維新の世界史的位置;明治維新と「西洋」 ほか)
2 フランス革命と明治維新(日本の土地制度史における明治維新の位置;フランス革命と明治維新―明治維新ブルジョア革命説の再認識 ほか)
3 アジアの中の明治維新(東アジアの歴史像の検討―近現代史の立場から;明治維新と洋務運動―かの三十年来の論争点にふれて ほか)
4 世界史の中の明治維新(世界史のなかの明治維新;明治維新と日本の近代化 ほか)
著者等紹介
田中彰[タナカアキラ]
1928年山口県生まれ。1959年東京教育大学大学院博士課程修了。現在、北海道大学名誉教授・文学博士
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