内容説明
近衛内閣から東条内閣へと続く時期の日本は米英開戦という最悪の選択を行った。御前会議や大本営政府連絡会議などで決定された「国策」と呼ばれる要綱類の策定過程の分析を通し、当時の複雑な政治体制を明らかにする。
目次
序章 「非決定」の構図―第二次近衛内閣から東条内閣成立期までの対外政策を中心に
第1章 連絡会議開催問題をめぐる陸海軍の攻防―米内内閣から第二次近衛内閣成立直後までの時期を中心に
第2章 「好機南方武力行使」と「国策」―「対南方施策要綱」と陸海軍
第3章 海軍中堅層と日米交渉
第4章 独ソ戦の衝撃と南部仏印進駐
第5章 第三次近衛内閣と「帝国国策遂行要領」―その策定過程の分析を中心に
第6章 第三次近衛内閣の崩壊―「帝国国策遂行要領」をめぐる政治過程
第7章 東条内閣と日米交渉―「国策再検討」と東郷外相




