明治維新対外関係史研究

明治維新対外関係史研究

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  • サイズ A5判/ページ数 341,/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784642035996
  • NDC分類 319.1

内容説明

本書は、幕末維新期に海外へ渡った使節団や留学生たちが、西欧文明の新たな衝撃的体験の中で、いかにして国家意識を持ち、体制変革の思想を抱き、維新変革の政治的主体として成長して行ったかを、主にその対外観の変遷との関わり合いに重点を置いて考察して行こうとするものである。

目次

第1章 鎖国時代日本人の英国像―洋学派知識人の対外観とその系譜(本多利明;大槻玄沢;佐藤信淵;英国再考―華山と長英)
第2章 文久遣欧使節の西欧観(「探索」への姿勢―福沢諭吉の場合;洋学知西派の対外観―松本弘安を中心に)
第3章 薩摩藩遣英使節団と富国策(松木の外交策とその対外観;五代の経済政策とその文明観)
第4章 慶応期薩長両藩における海外留学生派遣政策(T.L.ハリスと薩長両藩留学生;帰国後の薩長両藩留学生)
第5章 薩摩藩留学性畠山義成の西欧体験(畠山の出自と留学経緯;畠山の後半生)
第6章 13大藩海外視察団の性格(視察団派遣の意議と目的;片岡健吉の米英観;山中一郎の独仏観;視察団における近代意識―山中一郎を中心として)

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