出版社内容情報
全国の四千以上の武士祭神を見出して祀られる契機と過程を解明。日本人の精神性の構造を読み解く。郷土史研究にも不可欠な書。
内容説明
武士の神格化という事象を通じて、武士の自他認識、武士層が自らの存在をどのように認識していたのか、武士以外の人々が武士層を如何なる存在と捉えていたのか、武士の本質やそのイメージをトータルに考える。
目次
研究篇(人神と武士神格―研究史にみる論点(人神論;武士神格の形成と天下人;武士神格の社会化;忠の収斂)
神格の地域性と民俗性―祭祀データの分析(地域のなかの武士神格;民俗神としての武士と伝承の共有化)
祭祀のあり方―東照宮・先祖・殉国者(武士神格化と東照宮勧請;外様大名領の東照宮;先祖の祭祀;招魂祭祀の理念と忠))
資料篇(武士神格化一覧;人神・武士神格化に関する研究文献目録)
著者等紹介
高野信治[タカノノブハル]
1957年佐賀県に生まれる。1985年九州大学大学院文学研究科博士後期課程退学。九州大学大学院比較社会文化研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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