熊沢蕃山―その生涯と思想

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642034050
  • NDC分類 121.55
  • Cコード C3023

内容説明

近世を代表する儒者、熊沢蕃山。幕藩体制への批判精神を持ち続けた生涯をたどる。蕃山の著作を読み解き、矛盾に満ちた思想を解明。また、荻生徂徠や水戸学への影響を明らかにし、日本思想史研究に新たな視座を拓く。

目次

1 蕃山の生涯(生い立ちと池田光政;修学と中江藤樹;政治の実践と問学;幕府の弾圧と隠居;危機感の書『大学或問』)
2 蕃山の思想(鬼神と神道;改革の精神)
3 蕃山の思想的影響(熊沢蕃山と荻生徂徠;蕃山と水戸学)

著者等紹介

吉田俊純[ヨシダトシズミ]
1946年東京都に生まれる。1974年東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。筑波学院大学情報コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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モンタニャールおじさん

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江戸時代の思想家・熊沢蕃山の研究。第一部「蕃山の生涯」では、池田光政との関係や綱吉時代の古河幽閉などが詳しく描かれている。第二部は蕃山の思想をとくにその宗教的側面に着目して論じている。第三部は蕃山が後世に与えた影響で、荻生徂徠と水戸学との関係が論じられる。2018/02/01

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