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幕末の公家社会

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  • サイズ A5判/ページ数 205,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642034029
  • NDC分類 210.58
  • Cコード C3021

内容説明

『孝明天皇紀』を精読し、公家の家格や官位昇進、儀礼の構成・人員を分析。摂家の権威を核とした秩序システムを描き、公卿の日常勤務や地下官人の財政運営など、王政復古直前の朝廷・公家社会を初めて系統的に解明。

目次

第1章 近世後期における朝廷・公家社会の構造(王政復古と朝廷・公家社会の実態;堂上公家―家格と官位昇進・家領と家禄 ほか)
第2章 平公家の日常生活―東久世通禧を例として(近習小番;官位昇進・学問)
第3章 儀礼と公卿(令外の官の役割―関白・両役・職事;儀礼の執行と公卿―元日の節会と即位の儀礼)
第4章 公家社会と摂家(摂家と天皇;摂家と勅使・皇族 ほか)

著者等紹介

李元雨[リウォンウ]
1963年大韓民国慶尚北道氷川市に生まれる。1987年釜山大学校社会科学大学行政学科卒業。1989年釜山大学校社会科学大学大学院行政学科修士課程修了、修士(行政学)。1989‐1991年釜山大学校社会科学大学行政学科助教。1991‐1996年POSCO海外留学奨学会日本国第七期。2001年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、博士(学術学)。現在、釜山大学校国際地域問題研究所専門研究員
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