内容説明
宮座は、中・近世から現在へ、どのように変質してきたのか。近世宮座の性格・機能・内部構成・役割や、村落・藩・幕府との関係、維新以降の宮座と氏子制度も視野に入れて考察。その変遷と特色を歴史的に明らかにする。
目次
第1章 宮座の歴史的意義
第2章 宮座を考える
第3章 農村共同体と宮座
第4章 近世紀州の荘宮座
第5章 近世紀州の村宮座
第6章 近世紀州の宮座の変質
第7章 近世大和の宮座
第8章 近世泉州の宮座―泉佐野市地域について
第9章 近代の宮座遺制
第10章 現代の宮座遺制
著者等紹介
安藤精一[アンドウセイイチ]
1922年アメリカに生まれる。1947年九州帝国大学法文学部卒業。和歌山大学教授、大阪産業大学教授、和歌山県教育委員長等を経て、和歌山大学名誉教授、経済学博士
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