• ポイントキャンペーン

近世都市騒擾の研究―民衆運動史における構造と主体

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 444p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642033848
  • NDC分類 210.5
  • Cコード C3021

内容説明

一揆や打ちこわしはなぜ起きたのか。押買、米改め、町人のストライキなど、都市騒擾の知られざる実態を発掘。運動に参加した人々が何を真に問題としたのかを追究し、その要因となった政策や社会経済構造を解明する。

目次

第1部 都市打ちこわしの世界像(都市打ちこわしの論理構造―日本近世の都市食糧蜂起について;打ちこわしと民衆世界;打ちこわしの記録世界―天明期江戸の政治意識)
第2部 構造変動と都市騒擾(都市経済の転換;都市経済と騒擾―高間伝兵衛打ちこわしの構造;米穀売買勝手令と「脇々米屋素人」;都市騒擾と幕藩構造変動)
第3部 地方都市騒擾の展開(惣町一揆の論理構造―戸〆騒動の歴史的意義;戸〆騒動の諸相―越中富山・近江下坂本の事例研究;都市騒擾と食糧確保―米改め・蔵改め)

著者等紹介

岩田浩太郎[イワタコウタロウ]
1957年生まれる。1986年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学。現在、山形大学人文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。