火縄銃の伝来と技術

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  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642033831
  • NDC分類 559.1
  • Cコード C3021

内容説明

火縄銃の伝来を、文献史学・鉄砲史・材料工学研究者の共同研究により「技術史」の側面から解明。今日伝えられる構造や鍛造の技術、材料の生産地等を具体的に追究し、新説を提示。その伝来を環シナ海交易の中に跡付ける。

目次

1 火縄銃伝来の虚と実(火縄銃伝来研究の視点;一六世紀環シナ海交易の展開―火縄銃伝来の背景;一六世紀における火縄銃の機能と生産技術;火縄銃生産技術の伝来;火縄銃生産技術伝来の意義)
2 火縄銃の技術(銃身と尾栓の構造から火縄銃の製作法を推定する;『大小御鉄炮張立製作』と『中嶋流炮術管〓録』を読み直す;戦国期の金属と火薬の原料はどこで生産されたか;火縄銃の伝来をめぐって―文献史料の再検討)

著者等紹介

佐々木稔[ササキミノル]
1933年秋田県大曲市に生まれる。1956年東北大学理学部化学科卒業、同大学選鉱製錬研究所助手。1960年八幡製鉄(現新日本製鉄)入社、東京研究所勤務。1987年(株)コロイドリサーチ取締役、1991年退職。現在、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科非常勤講師。工学博士
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