近代利根川水運史の研究

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 341,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642033732
  • NDC分類 684
  • Cコード C3021

出版社内容情報

近世の利根川水運は、廻着地であった江戸市場が上方と関東・東北地方の結節点としての役割を果たしており、東廻海運の形成・発展と密接な関係にあった。川船の運航実態、上・下流域から江戸へ至る輸送機構を、緻密な史料分析により解明。運航の大きな障害であった浅瀬の克服問題、水戸藩独特の水運機構にも及び、関東水運史研究に新生面を拓く。

〈主な目次〉Ⅰ=利根川、江戸川の航法/Ⅱ=利根川中流域の艀下輸送/Ⅲ=利根川水運中流域の地域構造/Ⅳ=利根川水運の艀下河岸/Ⅴ=艀下河岸の問屋経営と利根川水運転換期の様相/Ⅵ=水戸藩の藩船と農民船/Ⅶ=上流域の艀下輸送/Ⅷ=利根川水運における小船の台頭

内容説明

利根川水運は、江戸市場に直結し、東廻海運の形成・発展と密接な関係にあった。川船の運航実態や上・下流域から江戸へ至る輸送機構を解明。浅瀬の克服、水戸藩独特の水運機構にも及び、関東水運史研究に新生面を拓く。

目次

第1章 利根川、江戸川の航法
第2章 利根川中流域の艀下輸送
第3章 利根川水運中流域の地域構造
第4章 利根川水運の艀下河岸
第5章 艀下河岸の問屋経営と利根川水運転換期の様相
第6章 水戸藩の藩船と農民船
第7章 上流域の艀下輸送
第8章 利根川水運における小船の台頭

著者等紹介

渡辺英男[ワタナベヒデオ]
1956年栃木県に生まれる。1986年東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、秋田大学教育文化学部助教授博士(文学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。