中世足利氏の血統と権威

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中世足利氏の血統と権威

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642029582
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C3021

出版社内容情報

中世後期、足利氏とその一族(足利一門)は尊貴な存在であると、室町幕府・足利将軍側のみならず、全国の大名・武士側からも位置付けられていた。なかでも別格の家格・権威を有した吉良・石橋・渋川の三氏(御一家)を具体的に検証。足利一門を上位とする武家の儀礼的・血統的な秩序の形成から、三好氏や織田信長の武威による崩壊までを描く。

内容説明

中世後期、足利氏とその一族(足利一門)は尊貴な存在であると、室町幕府・足利将軍側のみならず、全国の大名・武士側からも位置付けられていた。なかでも別格の家格・権威を有した吉良・石橋・渋川の三氏(御一家)を具体的に検証。足利一門を上位とする武家の儀礼的・血統的な秩序の形成から、三好氏や織田信長の武威による崩壊までを描く。

目次

現状と課題
第1部 足利氏御一家論(武蔵吉良氏の歴史的位置―古河公方足利氏・後北条氏との関係を中心に;戦国期における三河吉良氏の動向;都鄙における御一家石橋氏の動向;中世後期における御一家渋川氏の動向;足利氏御一家考;戦国期斯波氏の基礎的考察)
第2部 足利的秩序論(足利一門再考―「足利的秩序」とその崩壊;中世後期武家の対足利一門観;武家の王としての足利氏像とその形成;足利時代における血統秩序と貴種権威)
結論と展望

著者等紹介

谷口雄太[タニグチユウタ]
1984年兵庫県に生まれる。2015年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。現在、東京大学大学院人文社会系研究科(文学部)研究員、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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デンジャラスゾンビ

3
権威の概念は難しい2022/08/18

餅屋

2
足利氏(京都将軍・関東公方)御連枝(兄弟・庶流)御一家(吉良・石橋・渋川)一門(義国流+義朝流)が非一門に儀礼的に優越し、越えられない壁となる武家秩序を確立した。京都将軍は血統主義から実力主義に舵を切り〈足利的秩序〉を崩壊させるが、関東公方は秩序の保全にこそ力を注ぎ若干延命した。御一家の成立は義教期で、権威は三管領と同等以上、役割は御連枝に準じる。惣領の庶兄家で14世紀半ばまで足利氏を名乗っていた。附録の斯波氏考察も面白い、将軍義稙による細川氏勢力の相対化として復権するも明応の政変で没落した(2019年)2022/02/01

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