中近世京都の祭礼と空間構造―御霊祭・今宮祭・六斎念仏

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  • サイズ A5判/ページ数 281,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642029155
  • NDC分類 386.162
  • Cコード C3021

内容説明

中近世京都の御霊祭・今宮祭・六斎念仏の実態と変遷を明らかにし、これらを取り巻く当時の都市空間や地域社会との関係に迫る。歴史地理学の研究手法も用いて諸資料を分析し、歴史的・地域的に重層性を有した祭礼の空間構造を探究。未着手だった上京や西陣、都市郊外の祭礼とその空間構造に光をあてることで、京都祭礼文化史の全体像を構築する。

目次

序章 祭礼と地域社会試論
第1章 中世祭礼における鉾とその変容
第2章 中世の御霊祭―応仁の乱後の復興まで
第3章 一六世紀の御霊社・御霊祭と都市空間
第4章 中世前期の今宮祭―祭礼行列の渡物と疫病対策
第5章 中世後期の今宮祭と西陣氏子区域
第6章 近世後期の今宮祭と空間構造
第7章 近世六斎念仏再考
第8章 六斎念仏からみた近世の都市と周辺地域
終章 概括および課題・展望

著者等紹介

本多健一[ホンダケンイチ]
早稲田大学教育学部卒業。石油会社での勤務を経て、立命館大学大学院博士課程後期課程満期退学。文学博士。専門は歴史地理学・歴史民俗学。現在、立命館大学および京都学園大学非常勤講師、立命館大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメヲトコ

4
京都の比較的マイナーな祭礼について、地理学の立場から分析した一冊。限られた史料から丁寧に空間復元を行う点に特長があります。本書での「空間構造」という言葉には若干しっくりこない点も。2018/06/01

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