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内容説明
瀬戸内海航路の守護神で安芸国一宮の厳島神社に関係する中世文書は三一〇〇通余りになる。これらは長年どのように管理・保管され、今日まで伝えられたのかを、「文書管理史」の視座から考察。歴史的背景を踏まえ実態に迫る。
目次
課題と構成
中世の文書管理史研究と厳島神社文書
中世の厳島神社における文書管理序説
中世前期の厳島神社における文書管理
南北朝・室町時代における厳島神社の文書管理―「惣政所」と宝蔵納置文書の関わりをめぐって
戦国時代の厳島神社における宝蔵納置文書
戦国時代の棚守所における厳島神社文書の管理
棚守房顕の記録認識と文書管理―「房顕覚書」の叙述を手掛かりとして
戦国時代後・末期の厳島神社における宝蔵納置文書の請出し―棚守所伝来文書を素材として
「御判物帖」の成立とその背景〔ほか〕
著者等紹介
松井輝昭[マツイテルアキ]
1948年福井県に生まれる。1972年福井大学教育学部中学教員養成課程社会科卒業。1977年広島大学大学院文学研究科博士課程前期国史学専攻(文化史)修了。広島県総務部県史編纂室指導主事、広島県立文書館主任研究員を経て、鈴峯女子短期大学教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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