戦国織豊期の貨幣と石高制

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  • サイズ A5判/ページ数 344,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642028578
  • NDC分類 337.21
  • Cコード C3021

内容説明

十五世紀末から十六世紀末、貨幣はいかに流通していたのか。銭貨通用の実態、銀の社会浸透、米の機能などを具体的に考察。貨幣流通の史的展開と石高制成立の歴史的背景を、流通・財政・権力編成の観点から解明する。

目次

序論 研究史の整理と課題
第1編 戦国期社会における銭貨(銭貨をめぐる諸権力と地域社会;銭貨通用の実態)
第2編 金銀の流通参加と米の機能(継承基準額と毛利氏の領国支配;南京銭と鍛;銀の海外流出と国内浸透;米の性格と機能)
第3編 貨幣流通と石高制(織豊政権の貨幣政策と石高制;地域大名の領国支配と石高制(1)―毛利氏の惣国検地と石高制
地域大名の領国支配と石高制(2)―名島小早川領の指出・検地と石高制)
結論 総括と展望

著者等紹介

本多博之[ホンダヒロユキ]
1960年広島県に生まれる。1983年広島大学文学部史学科卒業。1989年広島大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。福岡市博物館学芸員、安田女子大学助教授を経て、県立広島大学人間文化学部助教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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