内容説明
中世の伊勢神宮はどのような歴史を歩んだのか。鎌倉時代を中心に、遷宮、公卿勅使、神宮作所、財源など、神宮の諸問題を明らかにし、伊勢神道の成立・展開過程を追究。史実と神道教義の両面から、総合的に考察する。
目次
前編 中世伊勢神宮史の基礎的研究―遷宮を中心として(中世伊勢神宮史研究の現状;鎌倉前期;鎌倉中期;鎌倉後期)
後編 伊勢神道の研究(前期伊勢神道研究の現状と今後の課題;伊勢神道の成立;伊勢神道の展開)
著者等紹介
平泉隆房[ヒライズミタカフサ]
1954年福井県に生まれる。1981年皇學館大学大学院文学研究科博士課程(国史学専攻)単位取得退学。皇學館大学助手、講師、助教授、金沢工業大学助教授を経て、金沢工業大学教授、白山神社宮司、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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