内容説明
戦国期、南伊勢に勢力を誇った北畠氏。城下町・多気や中世村落・上野遺跡、有力一族・木造氏に関わる軍記・絵図などをテーマに、北畠氏研究の最前線へ誘う最新の論考十編を収録。今後の戦国史研究に一石を投じる待望の書。
目次
1 総論(伊勢国司北畠氏の領域支配の一側面―一族衆を中心に;室町・戦国時代と北畠氏;織豊期の北畠氏―南伊勢支配を中心に)
2 特論(拠点・多気と城郭;村落の様相;絵図と軍記物)
資料(北畠氏関係史料一覧;北畠氏・多気関係文献一覧)
著者等紹介
藤田達生[フジタタツオ]
1958年愛媛県に生まれる。1987年神戸大学大学院博士課程修了、学術博士。現在、三重大学教育学部教授
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