内容説明
近年発見の「日蓮筆要文紙背文書」は、それまでの日蓮研究に大きな進展をもたらした。古文書学的調査を駆使し日蓮の思想と心情を読み解き、真蹟遺文の継承や寺院共有文書の実態から、新たな日蓮像と教団の特質に迫る。
目次
第1章 真蹟書状と伝記の検討(要文紙背文書「富木殿御返事」にみる日蓮と富木常忍;「某殿御返事」(折紙)とその伝来―新発見の日蓮真蹟書状をめぐって ほか)
第2章 真蹟書状と典籍の形態(日蓮真蹟の料紙;日蓮真蹟にみる折紙の書状 ほか)
第3章 真蹟書状と典籍の継承(中世日蓮宗の典籍・文書の伝存;日蓮真蹟遺文の継承(中山法華経寺日常の場合;中山法華経寺日祐の場合))
第4章 寺院共有文書の成立と運用(寺院共有文書と寺院結合―「京都十六本山会合用書類」をめぐって;「京都十六本山会合用書類」にみる不受不施問題)
著者等紹介
中尾堯[ナカオタカシ]
昭和6年広島県に生れる。昭和32年立正大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、立正大学文学部教授、文学博士、日本古文書学会会長
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