中世の武力と城郭

中世の武力と城郭

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  • サイズ A5判/ページ数 287,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642027830
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C3021

内容説明

中世は武力と宗教の時代であった。武人も信仰を求め、宗教者も武装した。民衆にも武力と宗教は不可欠だった。本書は絵巻や民俗儀礼、城跡の発掘成果等を駆使し、中世を生きた人々の行動様式や心性を鮮やかに描き出す。

目次

第1部 中世の武力(王権と狩猟―後鳥羽院・神泉苑・鹿狩;狩猟神事と殺生観―在地社会と武芸(一)
村の弓矢神事―在地社会と武芸(二)
自焼没落とその後―住宅焼却と竹木切払)
第2部 中世の城郭(空間としての城郭とその構造;城郭と聖地―中世城郭と山岳修験;城郭観の展開)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

4
99年刊。中世の武力を民衆や宗教と対立的に捉えるのではなく、それらの不可欠な関係に着目した論集。住宅を自ら焼くことの意味を問うた第一部第四章、城と聖地との関係性を考察した第二部第二章が個人的に興味深かったです。2019/06/15

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