内容説明
中世は武力と宗教の時代であった。武人も信仰を求め、宗教者も武装した。民衆にも武力と宗教は不可欠だった。本書は絵巻や民俗儀礼、城跡の発掘成果等を駆使し、中世を生きた人々の行動様式や心性を鮮やかに描き出す。
目次
第1部 中世の武力(王権と狩猟―後鳥羽院・神泉苑・鹿狩;狩猟神事と殺生観―在地社会と武芸(一)
村の弓矢神事―在地社会と武芸(二)
自焼没落とその後―住宅焼却と竹木切払)
第2部 中世の城郭(空間としての城郭とその構造;城郭と聖地―中世城郭と山岳修験;城郭観の展開)
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