内容説明
南北朝期の著述史料四作品を歴史叙述の書ととらえ、多角的に追究。『職原鈔』をはじめ、後期軍記の『源威集』や『堺記』『応永記』をとりあげ、人々の思想・歴史意識を考察する。中世史研究に新たな展開を呼び起こす。
目次
第1篇 『職原鈔』の研究(『職原鈔』諸本の系譜;『職原鈔』の問題点;『職原鈔』注釈学派の形成;『職原鈔』の成立;『職原鈔』の思想的基盤)
第2篇 中世後期軍記の研究(『源威集』の研究;『堺記』『応永記』にみる十五世紀の歴史叙述)
南北朝期の著述史料四作品を歴史叙述の書ととらえ、多角的に追究。『職原鈔』をはじめ、後期軍記の『源威集』や『堺記』『応永記』をとりあげ、人々の思想・歴史意識を考察する。中世史研究に新たな展開を呼び起こす。
第1篇 『職原鈔』の研究(『職原鈔』諸本の系譜;『職原鈔』の問題点;『職原鈔』注釈学派の形成;『職原鈔』の成立;『職原鈔』の思想的基盤)
第2篇 中世後期軍記の研究(『源威集』の研究;『堺記』『応永記』にみる十五世紀の歴史叙述)