内容説明
中世人は現代とは違う論理や価値の支配する社会に生きていた。公家・武家の法が支配する訴訟の世界、「かわらけ」の使われ方、絵画に描かれた病者や職人、法螺を吹く意味など、新たな史料分析を駆使して思いを描く。
目次
序章 中世の樹の上で
第1部 訴訟・身分と中世的社会(鎌倉幕府の庭中;公家庭中の成立と奉行;訴状与訴状者背武家之法候;中世前期の病者と救済)
第2部 遺物・遺品と中世的社会(花押が語る足利直冬;中世の食器;絵画史料と「職人」;法螺をふく;足利直冬の花押)
中世人は現代とは違う論理や価値の支配する社会に生きていた。公家・武家の法が支配する訴訟の世界、「かわらけ」の使われ方、絵画に描かれた病者や職人、法螺を吹く意味など、新たな史料分析を駆使して思いを描く。
序章 中世の樹の上で
第1部 訴訟・身分と中世的社会(鎌倉幕府の庭中;公家庭中の成立と奉行;訴状与訴状者背武家之法候;中世前期の病者と救済)
第2部 遺物・遺品と中世的社会(花押が語る足利直冬;中世の食器;絵画史料と「職人」;法螺をふく;足利直冬の花押)