内容説明
日本の中世社会の単位とされる「家」の究明は、きわめて重要である。摂関期から室町期までの「家」の実像と、分割相続制が嫡子単独相続制へと変質する過程を検証し、「家」をとりまく社会や国家との関わりを検討する。
目次
第1部 中世貴族の「家」と親族(院政期貴族の祖先祭祀空間;祖先祭祀に見る一門と「家」;貴族層における中世的「家」の成立と展開)
第2部 平安貴族の養子と「家」(平安貴族社会の中の養子;平安貴族社会における養女について)
第3部 在地領主の「家」と親族(在地領主層における中世的「家」の成立と展開;鎌倉期・在地領主層の婚姻と親族)
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