内容説明
古代末期の兵乱は、王朝軍事機構の変質を促し、やがて最初の武家政権=鎌倉幕府を誕生させた。本書は、中世的軍制の形成と内乱との関わりを追究し、鎌倉幕府の権力構造を明らかにして、中世成立期研究に新生面を拓く。
目次
1 中世的軍制の形成(王朝軍事機構と内乱;内乱史における承平・平慶の乱;藤原純友とその乱;古代末期の傭兵と傭兵隊長)
2 鎌倉幕府の権力構造(頼朝の雑色について;承久院方武力にみる鎌倉初期の二つの主従制;「六条八幡宮造営注文」と鎌倉幕府の御家人制)
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