都と鄙の中世史

都と鄙の中世史

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  • サイズ A5判/ページ数 316p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784642026413
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C3021

内容説明

草深い鄙の地方にも、華やかな都にも、新しい時代=中世の彼が打ち寄せる。その諸相を、王朝都市京都、武家の首都鎌倉、さらに安堵と支配の側面から、気鋭の研究者十名が鮮やかに抉り出す。院政のメカニズム、都市の構造や人々の意識、渡来僧と東アジア世界、主従関係究者10名が、家臣団編成原理など、多面的に考察し中世史研究に新たな問題を提起する。

目次

1 京の中世(後三条・白河「院政」の一考察;京中獄所の構造と特色;中世前期の京都住人と武士)
2 東の中世(武家の「首都」鎌倉の成立―将軍御所と鶴岡八幡宮とを中心に;中世前期における多摩川中流域―高幡山金剛寺の周辺;渡来僧の世紀)
3 安堵と支配(頼朝と本領安堵;本領安堵と当知行安堵;「蜂起」小考;戦国大名毛利氏の国衆支配)

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