出版社内容情報
源頼朝が発給した文書は今日四〇〇通近くが残されているが、真偽の定まらないものも多い。料紙や筆跡・花押等に関する、余人では得られぬ原本調査の知見に基づき、疑偽ありとする根拠を示すとともに、鎌倉殿の権限、右筆衆や草創期の
目次
第1部 源頼朝文書の考証
第2部 源頼朝文書の政務と文書様式(源頼朝の右筆について;源頼朝の追而書・礼紙書文書小考;初期の政所下文について―政所設置の時期をめぐって;源頼朝の花押の変遷について;源頼朝の裏花押文書について;源頼朝の口状について―鶴岡八幡宮寺の別当・供僧両職の補任を中心に;本領安堵について)
著者等紹介
黒川高明[クロカワタカアキ]
1940年福岡県生まれ。1968年国学院大学大学院文学研究科日本史専攻博士課程満期退学。東京大学史料編纂所教授、大正大学教授を経て、大正大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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