平安仏教と末法思想

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  • サイズ A5判/ページ数 345,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642024532
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C3015

内容説明

浄土教・密教・末法思想をキーワードに、著者長年の研究成果を集大成。空也と源信、密教修法、霊場参詣勧進と末法思想など一四論文を収録。摂関・院政期の時代観・末法観を解明し、新たな平安仏教史研究の指針を示す。

目次

1 浄土教とその周辺(浄土思想論―空也と源信;源信伝の諸問題;『源氏物語』と浄土思想 ほか)
密教受容の諸相(平安貴族と仏像―法勝寺にみる造像と信仰;三十三間堂の楊枝浄水供;鎌倉政権と台密修法―忠快・隆弁を中心として ほか)
3 末法思想の形成と展開(平安仏教における末法思想と時機論;摂関期文人貴族の時代観―『三宝絵』を中心に;院政期仏教と末法思想 ほか)

著者等紹介

速水侑[ハヤミタスク]
1936年北海道に生れる。1964年北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得。北海道大学助手、東海大学教授を経て、東海大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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